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エンドロールの向こう側(母なる証明)
自分の母親は自分がいくつになっても昔と変わらず強い母です。
最近母が足を悪くして、歩くのが困難な時期がありました。
入院していた時期もあり、遠く離れて住んでいる私は心配していました。
母親が入院するということ自体がショッキングなニュースです。
母親が家にいないと、矢頭家の回転は停止します。
同時にまったく別の家になってしまった様に自分の家が扱いにくい場所
になります。
残された、父と弟の母がいない時期の奮闘記を聞かされましたが
1人暮らしが長い私からすると少し笑える話でした。
足を悪くしてからの母の息子への対応は以前と変わりません。
毎度のように電話口で心配して、自分が体のことを尋ねるが
そのたびに声のトーンが一つ上がり「大丈夫、たいしたこと無い、」
などと遠くにいる息子へ余計な心配をかけない母の配慮が伺えます。
でも、もし逆に弱さを見せている母を見たらどうだろうか?
想像するだけで不安になる。
勝手な言い分で申し訳ないが、母には弱くなってもらいたくない
いつまでたっても気丈でいてもらいたい。
よく話し、よく食べ、よく動いてもらいたい。
親不孝な息子がそう願います。
先日、「母なる証明」という映画を観ました。
2009年のカンヌ国際映画祭で絶賛された傑作です。
ヒューマンサスペンス映画ではありますが、人間の奥深さを垣間
見ることが出来ます。
「息子を守れるのは私しかいない」そのセリフが印象的で母と息子の
強い絆が描かれています。 どんなことがあっても 何があっても
母親は息子の見方であり、その絆は絶対なものなのだ。
サスペンス映画なのに感動的で、奥が深い映画です。
確かに傑作なので是非観て下さい。
矢頭 健児

(RAID MOVIE) 2010年7月19日 10:03 | 個別ページ







