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友達になれなかった話
こんにちは♪ 増野です。
このブログにはペットの話も時々登場しますね。
きょうは私も・・・
子供の頃、お祭りによく連れていってもらいました。
たくさん夜店が出ていて、本来は何かいわれがあるお祭りも
子供心には、たくさんお店がでるのがお祭りとしか思えませんでした。
梅が枝餅(福岡太宰府の名物です)、リンゴ飴、イカ焼き、東京ケーキ・・・
おいしそうな食べ物の店に、鉄砲を打って景品をもらうゲームの店、
水風船に金魚すくい・・・
あの喧騒と独特の雰囲気をなつかしく思い出します。
あるとき、ヒヨコが売られていました。
子供の手のひらにすっぽりおさまるような小さな暖かい生き物。
黄色の色もかわいらしく、子供がひと目でほしくなるものでした。
妹とふたりでじっとみつめていると、母が
「すぐ死んでしまうから、ダメ」と。
「え?すぐ死んじゃうのか、それはいやだなぁ」と心配性の私はおじけづきました。
でも妹はちがっていました。
「ほしい」「どうしてもほしい」そこを動きません。
結局、母が根負けして、小さな箱に入れてもらったヒヨコを
妹はうれしそうに持ち帰りました。
その日から我が家の一員になったヒヨコの「ピヨちゃん」
箱から出すと「ピヨピヨ」と鳴きながら私たちのあとをついて来ます。
ふわふわの毛と黒い丸い瞳。
「キャー、かわいい」と歓声。
私の脳裏には「すぐ死んでしまう」という母の言葉が
ときどきよぎったのですが・・・・・
しかし、
ピヨちゃんは死ななかったのです。
はじめは少しずつの成長だったのに、ある時から急に
成長速度が速くなったように思います。
かわいらしかったふわふわの黄色い毛は、しっかりした白い鶏の毛に変わり、
くりくりの黒い瞳は、キロッとした鋭い目になり、
あとをついてくるのではなく、あとを追いかける。
「キャー、来ないで」と悲鳴。
嘴も鋭くなり、ただただ怖い。
箱ではもちろん収まらず、家にあった十姉妹の鳥かごに入れられていました。
どうしようもなくなり、ついに母は決断しました。
「ピヨちゃんを鶏肉屋さんに持って行きます」と。
「キャー、かわいそう」と涙声。
でも仕方がありません。
母は出かけて行きました。
そして、帰ってきた母の手には鶏肉が。
「ギャー!」・・・
「これはピヨちゃんじゃないよ!! 結構ですとお断りしたんだけど
どうしてもと渡されたお店の肉よ」
違っているとわかっていても、その鶏肉は食べられませんでした。
それを機会に私は鶏肉が食べられなくなり・・・
ませんでした。昨晩はチキンフライを作りました。
でも、スーパーの肉売り場で「若鶏」と書いてあるのを見ると
時々ふとピヨちゃんを思い出します。
そんなときは「若くなくていい!」とひねた方の鶏肉を買います。
小さなかわいい命、それも成長して大きくなっていくことを忘れてはいけません。
そういうお話でした。

このブログにはペットの話も時々登場しますね。
きょうは私も・・・
子供の頃、お祭りによく連れていってもらいました。
たくさん夜店が出ていて、本来は何かいわれがあるお祭りも
子供心には、たくさんお店がでるのがお祭りとしか思えませんでした。
梅が枝餅(福岡太宰府の名物です)、リンゴ飴、イカ焼き、東京ケーキ・・・
おいしそうな食べ物の店に、鉄砲を打って景品をもらうゲームの店、
水風船に金魚すくい・・・
あの喧騒と独特の雰囲気をなつかしく思い出します。
あるとき、ヒヨコが売られていました。
子供の手のひらにすっぽりおさまるような小さな暖かい生き物。
黄色の色もかわいらしく、子供がひと目でほしくなるものでした。
妹とふたりでじっとみつめていると、母が
「すぐ死んでしまうから、ダメ」と。
「え?すぐ死んじゃうのか、それはいやだなぁ」と心配性の私はおじけづきました。
でも妹はちがっていました。
「ほしい」「どうしてもほしい」そこを動きません。
結局、母が根負けして、小さな箱に入れてもらったヒヨコを
妹はうれしそうに持ち帰りました。
その日から我が家の一員になったヒヨコの「ピヨちゃん」
箱から出すと「ピヨピヨ」と鳴きながら私たちのあとをついて来ます。
ふわふわの毛と黒い丸い瞳。
「キャー、かわいい」と歓声。
私の脳裏には「すぐ死んでしまう」という母の言葉が
ときどきよぎったのですが・・・・・
しかし、
ピヨちゃんは死ななかったのです。
はじめは少しずつの成長だったのに、ある時から急に
成長速度が速くなったように思います。
かわいらしかったふわふわの黄色い毛は、しっかりした白い鶏の毛に変わり、
くりくりの黒い瞳は、キロッとした鋭い目になり、
あとをついてくるのではなく、あとを追いかける。
「キャー、来ないで」と悲鳴。
嘴も鋭くなり、ただただ怖い。
箱ではもちろん収まらず、家にあった十姉妹の鳥かごに入れられていました。
どうしようもなくなり、ついに母は決断しました。
「ピヨちゃんを鶏肉屋さんに持って行きます」と。
「キャー、かわいそう」と涙声。
でも仕方がありません。
母は出かけて行きました。
そして、帰ってきた母の手には鶏肉が。
「ギャー!」・・・
「これはピヨちゃんじゃないよ!! 結構ですとお断りしたんだけど
どうしてもと渡されたお店の肉よ」
違っているとわかっていても、その鶏肉は食べられませんでした。
それを機会に私は鶏肉が食べられなくなり・・・
ませんでした。昨晩はチキンフライを作りました。
でも、スーパーの肉売り場で「若鶏」と書いてあるのを見ると
時々ふとピヨちゃんを思い出します。
そんなときは「若くなくていい!」とひねた方の鶏肉を買います。
小さなかわいい命、それも成長して大きくなっていくことを忘れてはいけません。
そういうお話でした。

(RAID MOVIE) 2010年7月 4日 09:51 | 個別ページ






