プロフィールビデオHOME > STAFF ブログ > エンドロールの向こう側(LOOK)
STAFF ブログ
< エンドロールの向こう側(アイランド) | 一覧へ戻る | エンドロールの向こう側(アウトレイジ) >
エンドロールの向こう側(LOOK)
お笑い番組では、よく
「やめて、やめて」とたくさん言うのは逆の「やってほしい」の前フリとされています。
たまに本気NGを見せる場合もありますが...
日常生活の中でもこの前フリは多くあり、それは本音とは裏腹な場合が多いです。
例えば、上司とのカラオケ。のど自慢の披露を渋っている上司
「いやー今日は調子が悪いからな 俺はいいよ」などと上司が口にしたら
部下は、「そうですか、では変わりに歌います」というわけにはいかない。
「またまたー今日は上司の美声を聞きに来たんですよー! お願いしますよー 聞きたいなー」
といった具合になるだろう。
この場合、部下からすると少々めんどくさいが、上司の渋りがあればあるほど、
満を持して的な感覚に当人は酔いしれることが出来ます。
日本昔話の「鶴の恩返し」もそうだ。
鶴の娘はあんなにべたな前フリ「ここの襖は絶対に開けてはいけません。」といっている。
こんなことを言われたら、さすがに分別ある老夫婦でも覗きたくなる気持ちもわかる。
鶴の娘もそれを予測してのことなのか?
いくら恩返しといっても、一生老夫婦と一緒に過ごすわけにもいかない。
かといって、恩返しに来ているのだから、勝手に帰るわけにも行かない。
となると、わかりやすい前フリをすることで、強制的に状況を作り、自らはけやすくなる。
なるほど...考えたもんだ...
人間はだめといわれれば、言われるほど、逆にしたいという衝動に駆られるのだ
なんだこの身勝手な条件反射は...
こんにちは矢頭です。
先日「LOOK」という実験的な1本の映画を観ました。
現在アメリカには屋外、屋内含め推定3000万台の監視カメラがあるそうです
その監視カメラは週に40億時間を越える映像を記録しています。
平均的アメリカ人が1日に記録される回数は200回
この映画は史上初の監視カメラ映像の映画です。
そこには様々な人間の本性が映し出されていました。
例えば、正面衝突の交通事故の後、怒った男が相手の運転手を銃で打ってしまったり、
例えば、デパートの婦人服売り場で客の前で平気にセクハラををしている上司がいたり
例えば、ATMで引き出している最中に、頭に銃を突き付けられお金を奪われたり
衝撃映像から決定的瞬間までありとあらゆる人間の本性を覗き見しているような感覚になります。
この映画も一種のしてはいけない事をしたいと思う人間の欲求をうまくついた映画
だなと思いました。
批評家の評価は結構高い映画でした。
正直、今回はあまり薦めませんが、興味のある方はどうぞ

(RAID MOVIE) 2010年6月29日 17:38 | 個別ページ






